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この顔この人

小野バレエスタジオ 小野晴子さん 小野亜子さん

・小野晴子さんプロフィール(写真右):大阪府出身。12歳より新阜千代子バレエ学園にてバレエを学ぶ。貝谷八百子氏、湯浅高幸氏、友井桜子氏に師事。結婚後名張市に移住。1972年に小野晴子バレエ教室を開設し現在に至る。日本バレエ協会関西支部、三重県バレエ協議会会員。2008年5月 日本バレエ協会より舞踏文化功労賞受賞。
・小野亜子さんプロフィール(写真左):3歳より母、晴子氏のもとでバレエを始める。豊川美恵子氏、深川秀夫氏に師事。1991年チャイコフスキー記念東京バレエ団入団。ヨーロッパ、ロシア、南米等の海外公演を含む、東京バレエ団の公演に参加し、ソリストとして活躍する。海外公演では、パリオペラ座、ミラノスカラ座、ベルリンドイツオペラ劇場、ボリショイ劇場等の舞台に立った。1999年退団し、母とともに小野バレエスタジオを主催。身体構造学や指導者としての知識も学ぶ。


タイトル
 名張市桔梗が丘にあるクラシックバレエ教室「小野バレエスタジオ」。
 4歳から大人まで、およそ50人がバレエを習いに通っています。
「笑顔が絶えない素直でかわいい子どもたちです。でも、バレエは厳しいものです。子どもであっても、ぬるい気持ちで舞台には立たせません。舞台に本気で対峙してほしい。だから、子どもたちは、泣いてしまうこともあります」。  
 

小野亜子さん

 バレエ団でソリストとして活躍後、母の晴子さんが開設したバレエスタジオで、今では、中心となって、指導を行っています。
「バレエは芸術です。動く絵画のようなもの。観客と交わることがないので、“完成された舞台”を見せる必要があります。それを念頭に置いてレッスンを行っています。舞台という異空間で踊る楽しさを感じてほしい。その一瞬を充実させるために、子どもたちもレッスンに意欲的です」。
「年を経るごとに丸くなって、もう少し優しくしてあげたら、と思うこともあります。でも、子どもたちに厳しくしている理由が分かるから、今のままでいいと応援しています」と晴子さん。
 保護者からも“どんどん叱ってやって下さい”との言葉があるのだとか。
「上手にしてあげたい、という気持ちからの厳しさです。どんなに泣いても次のレッスンに来るのは、ちゃんと伝わっているからだと思います。“上手になりたい”という気持ちの確認もできたのでしょう」。

         みえ県民文化祭 洋舞フェスティバルにて→
                 撮影:阿部綾子氏(テス大阪)

「最近は、受身の子どもが増えているように思います。でもバレエを学ぶようになって、変化がでることもあります。『受験の面接なんか舞台の前に比べたらなんともなかった。全然緊張せずに済みました』という子どもがいましたよ」。

舞台での様子

 普段厳しさにふれることで、精神的に鍛えられているのですね。
「舞台の袖で、本番を待つ子どもの小さな背中を見ると、健気で涙がでてくることもあります」と晴子さん。
 22年前、亜子さんが“芯”で踊れるようになったことと、ご自分の限界を感じたことを機に、舞台で踊ることを引退しました。
 舞台のプレッシャーには想像を絶するものがある、と亜子さん。
「自分のベストをだせるだろうか、というプレッシャーは、凄まじいですよ。海外で公演にまわっていた時には、精神的にまいってしまう人も多かった。中には生涯に渡って踊り続ける人もいますが、体力勝負なので若さも必要です。最近は、あと何年舞台に立てるだろうか、と感じています」

舞台での様子




「ローザンヌ国際バレエコンクールで日本人から優勝者が出るなど、レベルが上がってきています。しかし、日本国内での芸術分野へのサポート体制はほとんどないのが実情。本当の意味で、バレエで食べているプロの女性は少ないと言ってよいと思います」。
 才能がある、バレエで生活したいと思っている人は、海外へ出てしまうことも最近は多いのだとか。
「好きだけど、それで食べていくことは難しいから、大学入学や就職を機にやめてしまう子がほとんど。もう少し芸術分野に対しても支援を広げてほしいと思います。綺麗な踊り手をつくりたいですね」。

発表会でのシーン

 亜子さんは、「バレエはすべてのダンスの基本」と話す。
「バレエにはポジションという体の位置の規定があります。全力疾走してもポジションにいる。習得するのに何十年かかることもありますが、習得した後に本来の個性が花開く。バレエを知って、他のダンスをやっている人は動きが違います。“コア”がぶれない」

トウシューズ

 ぜひ、たくさんの人にクラシックバレエを始めてほしい、と亜子さん。

 ←よく使い込まれたトゥシューズ
 「こんなので立てるんですか」と思わず聞いてしまうほど、硬いつま先

「クラシックバレエは、“体を言葉にする”という、深い芸術です。教えていると、体ってすごい!と感動します。例えば大人になってバレエを始めた人が、難しいだろうと思われる壁を易々と越えていく。ゼロになって自分を表現する機会が減っています。だから夢中になるんだと思います。バレエは踊ることも見ることも素晴らしい。舞台で踊ることの楽しさを根っこで感じてほしいです」。

 厳しい中にも、バレエや子どもたちへの愛情が感じられる小野バレエスタジオでした。
 

レッスン風景

【小野バレエスタジオ】 
 お問い合わせ先: 0595-65-0504
 ・クラス
   幼児科・・・3歳~幼稚園
   児童科B・・・小学低学年
   児童科A・・・小学校高学年
   本科・・・中高大学生
   大人のバレエクラス・・・高校生以上・一般
 ・入会金および月謝
   入会金:5,000円
   月謝(月4回レッスン):
     幼児科 5,500円
     児童科 6,500円
     本 科 7,000円
     大人のバレエクラス 6,500円
     大人のバレエクラス(上野) 7,000円
 ・教室所在地 
   本部教室(桔梗が丘1-6-69)
   上野教室(伊賀市丸の内 白鳳幼稚園)
 ・ホームページ: http://btfballet.web.fc2.com/onoballet/OnoBalletStudio.html


画像提供:阿部綾子氏(テス大阪)




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