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切り絵作家 川瀬洋二さん

この顔この人

切り絵作家 川瀬洋二さん
プロフィール:彦根生まれ。幼少期は中国、青年期にはアメリカで過ごした経験も。現在はすずらん台に住まう。
娘さんの近くにと名張へやってきた。名張の人々に地域の特徴を知らせる活動をしたいと、さまざまな活動を実践している。写真は切り絵教室を開催している、名張市新町の「やなせ宿」にての一コマ。

タイトル

「僕は発想がちょっとずれてる。有りのまま。でもそれが、いつも良い方に転んできてたみたい」
 ニコニコと笑顔が特長の川瀬さん。波乱万丈の人生談を聞いていると、この前向きなパワーが幸運を引き寄せてきたのかな、と感じさせられます。
「幼児期には呉服屋をしてた両親と中国で育った。それから8歳の時に日本に帰ってきて、父親が開拓農業を始めてから、二十歳まで手伝ってたんです。でも自然相手は本当に大変! ある時大きなヒョウが降って、農作物が全部駄目になっちゃった時がありました。自然の厳しさを痛感しました。そこで生活を変えるため、21歳の時にアメリカに渡りました」
 当時、農業が大規模化していたアメリカ。人手不足のために日本の農業青年を”技術習得”の名目で招待していました。

作品

 「3年で百万円稼げるよって。今なら億万長者と言われるけど、当時は”百万長者”の時代ですから大金ですね。貨幣価値の違いがあるから成り立つことです」
  一攫千金を夢見た川瀬さん。ところがアメリカに到着したその日に失業してしまったのだそうです。
 「みんな飛行機の中で眠ってたのに僕はずっと起きてた。だから着いたとたんにぐっすりと眠りこけちゃった。その間に就労先を決める会があったんです。起きたらもう終わってて”あなたが働く先は無いよ~”って。仕事がないんだから、そのままだと強制送還ですね」


川瀬さん

 次の日、農場へとでかけて行く仲間たちを尻目に、川瀬さんは行くあてもなく食堂でぼんやりとお茶を飲んでいました。するとアメリカ人のコック長が話しかけてきたそうです。
 「”何をしてる?”と聞かれたから”仕事がない”と。そしたら”料理はできるか?”と言うから”できる”と答えました。それでコックとして採用してくれることになったんです」


作品

 農業の仕事に従事した仲間は1時間1ドル10セント。川瀬さんは室内の作業で1時間1ドル35セント貰ったそうです。「結果的にラッキーでしょ」にんまりと川瀬さん。「農業だけしてたら周囲は日本人だけしかいないけど、食堂のコックは外国人ばかり。それで英語もスペイン語も覚えることができました」
  日本に帰国後も、この”ラッキー”がついてまわります。
(ご興味のある方は川瀬さんに直接お聞き下さい。楽しいお話をしてくださいますよ。)




宇宙戦艦名張2070

 でもそれはただの”タナボタ”ではなく、川瀬さんの屈託ない前向きなキャラクターが引き寄せたものなのかもしれません。
「名張にやってきて、地域の人が自分の住んでいる町のことを本当に知らないことにびっくり。歴史と文化のない町は滅びます。僕が勉強して伝えたいと思った。人が10なら僕は100やります。そこで昔から好きだった切り絵で名張の百景を表現してみました」
 川瀬さんは、ジオラマで名張の町を再現して展示会を開くなど、地域の歴史や風景を立体的に伝えてきました。
「今度は60年後の名張というテーマでジオラマを製作したいと思っています。ゴーストタウン化していく町を想像してもしょうがないでしょう。だから夢ある未来を想像しよう!って言いたいですね。医療施設・博物館・学校・老人施設は共有化して、高齢化がすすんで空いた団地は若い人に安く貸してあげる。移動はチューブケーブルで瞬間移動ですよ。60年前、携帯やパソコンなんて想像もつかなかった。未来には、今想像すらできない便利なモノが出現しているはずですよ」
「この艦内に居たら安心! そういう意味で未来をのせる船”宇宙戦艦 nabari 2070”と名づけています。今年で最後となる皇學館大学の学生さんも巻き込んで、街道市には間に合わせたいと思っています」
 ロマンチックな川瀬さんのイメージ、実現すれば素敵ですね。
 ただいま”あなたの60年後の夢”も募集中です。川瀬さんとともに未来の名張を形にしてください。
 ご興味のある方は、下記アドレスより川瀬さんに連絡を!
川瀬さんの連絡先





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