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凍田九州男さん

この顔この人

凍田九州男さん

プロフィール:凍田九州男(こおりだくすお)さんは、大分県出身の72歳。建設会社にて勤務し、近畿各地を回った。平成2年に名張市百合が丘へ移住。定年後の現在は、ミニチュア制作や太鼓、地域活動に励んでいる。


凍田九州男さん

凍田さんの工房は、自宅の庭にあるログハウスです。
中に入ると、制作道具や小さな部品、ミニチュア作品の数々が、所狭しと並べられています。

←名張の郷土料理店「三太夫」の20分の1サイズのミニチュアは、その精巧さで話題を呼んだ。

「会社員時代の施工管理の技術が、ミニチュア制作に存分に役立っています。施工管理の仕事は、実際の寸法計算から基礎作り、柱から屋根に至るまで、すべてを担います。だからミニチュアを作るのに、ちょっとした家具でも、すぐに寸法がピンとくる。もちろん制作するにあたっては、きちんと図面を引きます」
長年、仕事で培った経験が、感覚に活きているんですね。
凍田さんは、日本ミニチュア作家協会に所属し、その作品は様々な雑誌で特集を組まれるほどの腕前。

凍田九州男さん

年2回、大阪、東京をはじめ各地での催事や展示会に出展するほか、月2回近鉄八木駅前の近鉄文化サロンでミニチュア工芸教室も開催しています。
「ミニチュアの魅力は、いかに現実に近づけるかということ」と凍田さん。

古びた屋根の苔むしたところまで再現されている→

腐食をし始めた板など、カメラをアップにしても耐えられるように作りこむのが楽しいと話します。
「見えないところを想像して作るのも楽しいんです。例えば、コタツの裏の電熱器なども精巧に作っていますよ」
展示を見に来た方から見えなくても、ちゃんと作っているんですね。
凍田さんの作品は、どれも緻密な作りに驚かされます。

凍田九州男さん

「今まさに人がそこに居たような雰囲気を醸し出すことを目標にしています。縮小して、拡大しても本物が出現するような、質感や生活観をだしたいと考えています」と凍田さん。
本物らしくするため、部品の素材選びなどにも工夫を凝らしています。
例えば、ふすまは和菓子の包装紙を使って再現。
包装紙の柄が、ふすまの古風な模様となります。
「ふすまの文字は、妻の智栄子の書です。文字は、いつも妻に書いてもらっています。本は、実際の本の表紙を縮小コピーして作ってるんですよ」
随所にアイデアが光ります。
木・紙・粘土・発泡スチロールを素材として活かし、場合によって、うまく組み合わせて制作されています。
その作品の素晴らしさは展示を見た人の口コミなどによって広がり、タヒチ大統領府招聘事業からも招待を受けました。

凍田九州男さん

2012年に開催された「ネオジャポニズム in タヒチ2012」で、凍田さんの作品は大きな話題となりました。

大統領からの感謝状→

「ミニチュアというのは、世界共通に理解できるものです。子どもが喜んで見ていってくれました。とくにタヒチには、世界各地から観光客が来ていて、皆さんから関心を寄せていただきました」

ミニチュア制作の世界では、第一人者になりつつある凍田さん。
地域活動にも、意欲的です。
百合が丘地域の道路脇や公園に伸びた枝の剪定や、ボランティア清掃なども積極的に活動しています。
「剪定枝の委託料は、東北の被災地の震災ボランティアさんに寄贈しました」
子どもの頃からやっていた和太鼓は、地域の子どもたちに指導を行っています。

凍田九州男さん

「地域のお祭りに参加したり、神社の奉納太鼓を演奏したり、けっこう出演の機会がありますよ。ちょっと変わったところでは、バレエスクールの皆さんと共演もしました」

←子どもたちに指導する太鼓は、もちろんミニチュア作品のテーマでもある

ミニチュア制作と指導、地域ボランティア活動、教育活動に、大忙しの凍田さん。
そんな凍田さんに次の目標をお聞きしました。
「次に制作したいと考えているのは、伊賀上野の忍者屋敷です。どんでん返しなどの仕掛けも再現しようと思っています。教室では、和をテーマに制作していますが、生徒さんから洋のものもつくってみたいという声がでてきていますので、それに応えていこうと計画中です」
忍者屋敷は、既に図面ももらっているそうですよ。
どんな作品ができるのか、楽しみですね。

「ミニチュアは、大人が見て懐かしく、子どもから見ると新鮮なものです。どなたでも理解して楽しむことができます」
ご興味がある方は、凍田さんにご一報を。

工房所在地:名張市百合が丘東2-92
TEL:0595-63-8381





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