全国親子クッキングコンテスト2016
近ガスつうしん ~第10回全国親子クッキングコンテスト~
今回の近ガスつうしんでは、11月20日に名張近鉄ガス社屋にて開催された「第10回全国親子クッキングコンテスト東海大会出場をかけた名張地区予選会の様子を特集します。
審査員は今年も秦講師と近ガスの奥西氏です。
まず奥西氏より「今年で10回目です。男の子やお父さんの参加も増えたので嬉しいです。親子のコミュニケーションを大切に、調理の楽しさを育んでほしい」と挨拶がありました。
スケジュールなどの説明があった後、いよいよコンテストスタートです。
皆さん、がんばってください。
家族の皆さんも応援に駆けつけました。
「普段は料理しませんが、コンテストのため練習をしていました。がんばってほしい」
「毎年出場している。今年こそ予算通過して優勝できるようがんばって!」
声援が飛んでいますよ。
参加者は136組の応募者から選ばれた精鋭6組です。
それぞれこの日のために練習を重ねてきたことでしょう。
日ごろの練習の成果を大いに奮っていました。

審査の基準は、
・親子でコミュニケーションをとりながら分担ができているか
・食材の活用の仕方
・火をうまく使っているかどうか
といった点です。
味はもちろんのこと、盛り付けや、調理中の笑顔や動き方も審査対象になるのだそうです。

調理時間は1時間!
緊張感のある張り詰めた時間は、あっという間に過ぎ去りました。
たったの1時間で作ったとは思えないほどの完成度の高い調理作品が出揃いました。
それでは、皆さんの力作をご紹介しましょう。
こちらは名張市さつき台の畑中優凛ちゃん(6年生)と恵さん親子の作品「我が家の人気メニュー大集合!にっこりごはん」です。
こちらは鴻之台から参加した、野口将太郎くん(3年生)・文恵さん親子の作品。
「栄養たっぷりパワフルご飯」です。
百合が丘の北森あかりちゃん(5年生)・あゆみさん親子の作品は「あげぎょうざ?エッ?油あげぎょうざ」です。
蔵持町からは坂口璃音ちゃん(6年生)・絵里奈さん親子の作品「簡単みんな大好き!栄養満点定食」がエントリー。
すずらん台の上野杏果ちゃん(4年生)・千春さん親子の作品は「おっきくなーれ。幸せ笑顔ご飯」です。
梅が丘の福山和磨くん(5年生)・道子さん親子の作品は「だいすきメニュー」です。
そして審査の時間。
秦講師と奥西氏が、真剣なまなざしで料理を審査している姿が印象的でした。
審査中、それぞれが作った料理を皆さんでいただきます。
応援していた家族の皆さんも合流して料理を楽しんでいました。
食事中、子どもさんたちに、「上手にできた?」と尋ねると、「美味しくできた!」と力強い言葉が返ってきましたよ。
大人たちからは
「よそのお宅のご飯を食べる機会が無いから、とても興味深いです」
「自分の知らない料理があって楽しいです」
といった声が聞かれました。

そして、発表の時がやってきました!
秦講師の講評によると
「それぞれの家庭の味の良さが出せていました。コンテストなので、笑顔等パフォーマンス的な部分も強調しても良いかもしれません。もう少し子どもらしさを全面に活かしても良かったなと感じました。これからも料理に興味を持って楽しんでください」とのこと。
それぞれの賞を講評とともにご紹介します。
チームワーク賞:福山和磨くん(5年生)・道子さん親子
「仲良くお母さんとコミュニケーションをとって調理できていました。ただお手伝いはしていないかなという感じ。もう少し家でもつくろうね」
オリジナル賞:北森あかりちゃん(5年生)・あゆみさん親子
「娘さんが、普段からお手伝いしているのか、とにかくしっかりとしていらっしゃるのが印象的でした」
炎の調理賞:畑中優凛ちゃん(6年生)と恵さん親子
「ダイナミックな料理。調理を楽しんでいらっしゃる姿に好感がもてました」
栄養バランス賞:坂口璃音ちゃん(6年生)・絵里奈さん親子
「娘さんが大人しいながらも丁寧に調理できていました。二人で通じ合っているような雰囲気がいいですね」
審査員特別賞:野口将太郎くん(3年生)・文恵さん親子
「息子さんの動きがいいですね。チームワークも良かったです」

優勝(東海大会出場権獲得):上野杏果ちゃん(4年生)・千春さん親子
「娘さんの自分から進んでチャレンジ精神を発揮しているのが良かった。東海大会がんばってください」
優勝した上野さん親子は、
「まさか優勝できると思わなかったです」
と興奮気味。
お家では、歌を歌いながら料理を楽しんでいるという杏果ちゃん。
「東海大会にむけて、これから練習してがんばります」と話していました。
最後は皆さんで記念撮影。
お疲れ様でした!
これを機会に、これからも料理を楽しんでくださいね!